シンコです。1「あの日」(1)歌い出す前に、イメージをきちんと持ちましょう。(2)16、17小節(43、44小節も同様)の女声のロングトーンは音程に気をつけ、緊張感を保ちましょう。(3)28〜31小節は、強弱の対比、気持ちの対比をはっきりさせて歌いましょう。(4)テヌートが続くときは、それぞれの音をつなげながらも、歌い出しは明確にします。喉ではなく、お腹で息の量をコントロールしましょう。(5)70小節「どこへ」は一つ一つの言葉をはっきりと発音しましょう。(6)82、83小節はクレッシェンドを効かせ、「おられたじぞう」につなげます。2「一枚の古いレコード」(1)19、20小節(48、49小節も同様)、23、24小節(53、54小節も同様)のソプラノ以外はボリュームを落としましょう。(2)24小節のピアノを聴いて「あの日は」に入ると、タイミングやニュアンスが揃います。(3)26小節「きえて」の「て」は、次の「たったいちまい」に繋がるように歌いましょう。(4)82小節の最後の「る」はテヌートで歌い、83小節目へのメノ モッソへの足がかりにします。指揮を見ましょう。3「また逢える」(1)「あの日」同様、最初のフレーズで曲に対する気持ちが聴衆に伝わります。慎重に歌い出すように気をつけましょう。(2)32ページのバスは、リスムのおさらいをして置きましょう。(3)42小節1拍目の男声の8分休符はmの音を鳴らして、次の「ま」に繋げます。(4)47〜49小節の女声は、跳躍して高くなる音が遅れないように気をつけましょう。(5)36ページからは母音の響きを揃えましょう。特に、「い」が狭くならないように、直前の「あ」の縦に丸い口の形を保って発声します。(6)練習記号Jは、推進力を持ち、温かく歌うことで、「また逢える」という言葉につながっていきます。