シンコです。楽譜から目を離して歌っている人が増えてきました。指揮を見て、周りの雰囲気を感じて歌うことで、一体感が生まれ、表現の幅が広がります。1「あの日」(1)子音をしっかり出して歌いましょう。例えば、練習記号Fは「わが家」のW、「さがす」のS、「ひとかげ」のHです。(2)65、66小節の「ひとかげ」は流れないように一つ一つをそっと置くようなイメージで歌いましょう。(3)83小節の男声は、4声が揃う「おられた」に繋がるように、しっかりとクレッシェンドしましょう。(4)練習記号Iは、表記はメゾフォルテですが、ピアノで穏やかに歌い、次の「いのりささげるすがたにて」は子音を長めに、まるで念仏のように歌います。2「一枚の古いレコード」(1)練習記号C、Gのアルトは直前の男声の音量とのバランスを考えて、強くなりすぎないように歌いましょう。(2)練習記号Fの男声のユニゾンは、ずれないようにリズムをきちんとつかんで歌いましょう。(3)81、82小節「わたしは」の「は」を少し抜いて歌い、次の「立ち上がる」の「た」を揃えましょう。3「あの日」(1)32小節からのテンポが、今までより少し遅くなりました。その分、言葉をしっかりと歌いましょう。(2)42小節の男声「また逢える」が乱れます。揃えて! (3)47小節からの女声は、優しく力を抜いて歌いましょう。